教員採用試験 教職教養 解説 記事 一覧

YouTubeでも情報更新しています!

教員採用試験の教職教養解説の記事一覧です。

教育法規(01-50)

憲法と教育基本法に関すること

[解説01] 公立学校では宗教的活動はダメ。でも教養としてはOK
[解説02] 公立学校で教える内容は、学習指導要領で決められている
[解説03] 義務教育は無償。でも授業料だけね。
[解説04] 憲法特有の4項目、教育基本法特有の5項目の整理を

就学に関すること

[解説05] 市町村の教育委員会は、児童生徒の学齢簿を入学前年の10月中に作成、それをもとに翌1月末までに保護者へ入学期日を通知する
[解説06] 就学させる義務は6歳〜15歳に発生する。年齢で決まっている
[解説07] 就学させる義務を果たさない保護者、最終的には罰金
[解説08] 就学義務の猶予や免除、判断するのは市町村の教育委員会
[解説09] 義務教育学校の校長は、卒業した生徒の名前を児童生徒の住所がある市町村の教育委員会へ通知する
[解説10] 区域外の小学校への就学は、行きたい小学校の区市町村の教育委員会から許可をもらい、現住所の教育委員会へ届け出る
[解説11] 中等教育学校、併設型中高では入学者選抜ナシ

学校の設置に関すること

[解説12] 正規の学校は幼・小・中・高・大と、2校種を結合した義務教育学校、中等教育学校、高等専門学校、そして特別支援を加えた合計9校
[解説13] 学校の設置義務。小中は市町村、特別支援は都道府県
[解説14] 「特別支援学級」や「通級による指導」はほとんどの学校で設置できる

表簿に関すること

[解説15] 指導要録の学籍部分は20年間保存、あとは5年間保存
[解説16] 進学や転学時、指導要録は写しを送る、健康診断票は原本を送る
[解説17] 通知表には発行の義務はない
[解説18] 公立の小中高が廃校の場合、指導要録は管轄の教育委員会が保管

教科書に関すること

[解説19] 小中高では教科書の使用義務あり。例外もあり
[解説20] 小中は教科書が無償。転校時は「2月末まで」かつ「教科書が前学校と異なる」とき無償支給
[解説21] 公立の小中の教科書採択の流れは「教科用図書選定審議会」→「都道府県教育委員会」→「市町村教育委員会が採択(8月末まで)」 

学期や休業に関すること

[解説022] 感染症予防による臨時休業は学校の設置者、非常変災による臨時休業は校長が決定する
[解説23] ごく一部の例外を除き、学年の始まりは4月1日、終わりは3月31日

保健に関すること

[解説24] 高校では、養護教諭は置かなくてもよい
[解説25]「学校保健計画」は学校が定める。「学校環境衛生基準」は文科大臣が定める
[解説26] 市町村の教育委員会は小学校入学前年の11月までに「就学時健康診断」を行い、学校は毎年6月までに「健康診断」を行う
[解説27] 感染症の出席停止は校長が行い、感染症予防のための臨時休業は学校の設置者が行う

懲戒や性行不良による出席停止に関すること

[解説28] 生徒への重い懲戒である退学・停学・訓告は校長が行う。また、義務教育の停学は絶対できない
[解説29] 性行不良による出席停止の要件は、「性行不良」かつ「他の児童生徒の教育の妨げになる」こと

児童虐待や児童福祉法に関すること

[解説30] 児童虐待の通告先は市町村or福祉事務所 or児童相談所
[解説031] 児童福祉法の定義では、児童は0歳〜満18歳、少年は小学校就学〜満18歳
[解説32] 児童相談所の所長・所員は都道府県知事の補助機関である職員 
[解説33] 児童相談所には児童福祉司を置く。児童福祉司のなり方はいろいろある
[解説34] 市町村の区域に児童委員を置く

 

教員の任用に関すること

[解説35] 教員の採用については、教育長が選考し、教育委員会が任命する
[解説36] 多くの公立小中教員、服務監督は市町村教委だが任命権者は都道府県の教委
[解説37] 教員は1年間の条件付での採用、臨時的任用は6ヶ月の任用で更新は1回まで

職務や服務に関すること

[解説38] 校長と副校長、教頭と主幹教諭、教諭と指導教諭はそれぞれ仕事が似ている
[解説39]「〇〇主任」「〇〇主事」は充て職であり、教諭等が担うもの
[解説40] 教員の服務、職務上の義務が3つと身分上の義務が5つ

研修に関すること

[解説41] 教員は、授業に支障のない限り、本属長の承認を受けて、勤務場所を離れて研修を行うことができる
[解説42] 初任者研修は1年間、指導教員は校長以外ならほぼ誰でもOK
[解説43] 指導改善研修は原則1年以内、改善不十分の場合は転任や免職も

免許状に関すること

[解説44] 免許状は小、中、高、特別支援ごとに普通免許状、特別免許状、臨時免許状の3種類
[解説45] 免許状更新講習の受講期間は有効期限の満了の日の2年2ヶ月前から2ヶ月前までの2年間。講習時間は30時間以上
[解説46] 免許管理者は現職の場合は勤務地の都道府県の教育委員会、それ以外は所在地の都道府県教育委員会
[解説47] 免許管理者は免職時には取上げを行う。また、失効時には返納先になる

教育行政に関すること

[解説48] 教育委員会の役職、教育長は常勤、3年。委員は非常勤、4年
[解説49] 総合教育会議は首長と教育委員会による会議。教育行政の「大綱」の制定などを行う

学習指導要領の変遷に関すること

[解説50] 学習指導要領の変遷は流れで覚える

 

教育史(51-59)

西洋教育史

[解説51] 近代教育史始まり1650〜1750年頃。世界初の絵入り教科書コメニウス、注入主義ロック、消極教育ルソー
[解説52] 1800年またぎの3人。孤児や貧民の救済に尽力したペスタロッチ、4段階教授法のヘルバルト、世界初の幼稚園フレーベル
[解説53] 1900年またぎでヘルバルト派から子ども中心の流れへ。児童中心主義のエレン・ケイ、実験学校を作ったデューイ
[解説54] 1900年前後、社会と教育のつながりを考えた3人。社会的教育学ナトルプ、教育による社会化デュルケム、集団教育マカレンコ
[解説55] デューイ思想の継承者3人。プロジェクト・メソッドのキルパトリック、「個」重視ドルトン・プランのパーカスト、「個と集団」両方重視ウィネトカ・プランのウォッシュバーン

日本教育史

[解説56] 日本教育史(古代〜中世)。綜芸種智院は空海、金沢文庫は北条実時、足利学校は上杉憲実
[解説57] 江戸時代、主に武士向けの教育機関。昌平黌(しょうへいこう)は林羅山、弘道館は水戸藩、明倫館は長州藩、閑谷学校は岡山藩
[解説58] 江戸時代、主に民間向けの教育機関。古義堂は伊藤仁斎、咸宜園は広瀬淡窓、適塾の緒方洪庵
[解説59] 近代の日本教育制度。学制(1872)→教育令(1879)→改正教育令(1880)→諸学校令(1886)

教育心理(60-77)

心理学のはじまり

[解説60] 心理学のはじまり。ヴントの内観法、ワトソンの行動主義心理学、ウェルトハイマーのゲシュタルト心理学、フロイトの精神分析学

発達について

[解説61] 発達の要因。環境優位説のワトソン、成熟優位説のゲゼル、輻輳説のシュテルン、環境閾値説のジェンセン
[解説62] 発達段階説3人。ピアジェの4段階、フロイトの5段階、エリクソンの8段階
[解説63] ハヴィガーストの発達課題、コールバーグの道徳性の発達段階説、マズローの欲求階層説
[解説64] その他発達に関すること。サイモンズ「親の養育態度の分類」、ヴィゴツキー「発達の最近接領域」、ローレンツ「インプリンティング」

学習について

[解説65] 学習理論。ソーンダイクの試行錯誤説、スキナーのオペラント条件付け。ケーラーの洞察説、トールマンの認知地図
[解説66] 学習の準備がレディネス、学習の停滞がプラトー、学習したことが他に影響することが転移
[解説67] 学習そのものが目的…内発的動機づけ、学習と関係ないことが目的…外発的動機づけ。報酬等によって内→外の変化はアンダーマイニング効果、褒めるなどで内発的動機づけを強めるのはエンハンシング効果
[解説68] 短期記憶(30秒まで)からリハーサルによって長期記憶へ。タルヴィングは長期記憶を意味記憶とエピソード記憶に分類

性格や性格検査について

[解説69] 性格の類型論。体型で分けたのがクレッチマー、リビドーの作用で分けたのがユング、個人の志向で分けたのがシュプランガー
[解説70] 質問紙法による性格検査、120問の矢田部ギルフォード性格検査、550問のミネソタ多面人格目録、80問のモーズレイ人格目録
[解説71] 投影法による性格検査その1。インクのシミが何に見えるか答えるロールシャッハ・テスト、漫画の吹き出しセリフを埋めるP-Fスタディ、木の絵をかくバウム・テスト
[解説72] 投影法による性格検査その2。未完成の文章を完成させる文章完成テストSCT、家と木と人を描くHTPテスト、絵から空想の物語を作る主題統覚検査TAT

適応機制について

[解説73] 適応機制について。防衛機制は合理化、投射、同一視、抑圧、補償、代償、昇華、反動形成。逃避機制は退行、避難。攻撃機制も

心理療法・カウンセリングについて

[解説74] 様々な心理療法。子ども向けの遊戯療法、ロールプレイングによる心理劇療法、「いま、ここで」に注目するゲシュタルト療法
[解説75] カウンセリング用語。ロジャーズによる来談者中心カウンセリング、クライエントの感情を自分自身のものであるように感じるのが共感的理解、カウンセラーとクライエントの信頼関係がラポール

教育評価・教育効果について

[解説76] ブルームの教育評価、実施の時期により分類。診断的評価、形成的評価、総括的評価
[解説77] 教育評価に関した用語。一面からの評価を全体に広げるハロー効果、期待して接することで現実に期待どうりの成果がでるピグマリオン効果、思い込ませることで効果を出すブラセボ効果

 

教育原理・時事(78-86)

学習方法について

[解説78] 学習理論。関連付けを重視した有意味受容学習、小分けにされた学習内容を個別で学習するプログラム学習、グループ討議と全体討議を繰り返すバズ学習

人権関係

[解説79] 冷戦終結前の人権に関する宣言・条約。世界人権宣言(1948年)から国際人権規約(1966年)、児童権利宣言(1959年)から児童の権利に関する条約(1989年
[解説80] 冷戦後の人権関係。世界人権会議で「ウィーン宣言及び行動計画」(1993年)、「人権教育のための国連10年」1995年〜2004年、最終年には「人権教育のための世界計画決議」

特別支援関係

[解説81] 特別支援教育関係。発達障害4種類(自閉症、高機能自閉症、学習障害(LD)、ADHD)。その他知識(委員会、コーディネーター、個別の教育支援計画など)

問題行動等・不登校に関する統計

[解説82] 2020年教採向け、問題行動等・不登校 重要統計3つ(暴力,いじめ,不登校)

生徒指導提要について

[解説83] 生徒指導提要は全8章。第5章は教育相談

いじめ防止対策推進法 について

[解説84] いじめ防止対策推進法。いじめの定義、基本方針、防止のための2組織

 キャリア教育の変遷について

[解説85] キャリア教育の変遷。「4領域8能力」から「基礎的・汎用的能力」へ

図書館・読書推進について

[解説86] 図書館や読書に関すること

【PR 2024年実施教採向け】
シリーズ累計2500名以上の先輩たちが利用したわかりやすい動画講義です。教職教養の基礎を効率的に学習しよう!↓