[08/50]進学や転学時、指導要録は写しを送る、健康診断票は原本を送る

指導要録および健康診断票について、進学時や転学時の対応について扱う。

前回の表にもう一列追加したものが以下の表。

表簿の名称保存期間進学または転学時の対応
指導要録学籍に関する記録は20年、指導に関する記録は5年原本は保管、写しを送る
出席簿5年-
健康診断票5年原本を送る

指導要録はその児童生徒がいた学校に原本保管で写しを送る。一方の健康診断票は原本を進学先へ送る。健康診断票がどのようなものかは、以下に参考様式があるので、ご覧いただきたい。文部科学省webサイト「健康診断マニュアル」
健康診断票は、小・中では9年分、学年ごとに次々と書き足していくような形式となっている。進学時あるいは転学時もこの書類を引き継いで続きの欄に記録をしていくことになる。

では演習。

演習問題

次の文の正誤判定をせよ。
(1) 校長は、児童等が転学した場合には、当該児童の健康診断票の写しを転学先の校長に送付しなければならない。
(2) 校長は、児童等が転学した場合には、当該児童等の指導要録の原本を転学先の校長に送付しなければならない。

解説

今回は以上!

前の記事へ
[07/50]指導要録の学籍部分は20年間保存、あとは5年間保存
次の記事へ
[09/50]通知表には発行の義務はない
本シリーズの記事一覧へ
[教職教養]基礎50
トップページへ
きょうさい対策ブログ
(お知らせ)2025年実施教採向け 動画講座は12月初旬にリリース予定です。