【易しめ解説22】セリグマン学習性無力感、バンデューラ自己効力感、ワイナー原因帰属理論
これまでに扱いきれなかった学習に関する用語を取り上げます。 セリグマンの学習性無力感 人物名とセットにして知っておくとよいでしょう。学習性無力感の意味はその用語から容易に意味を推察できますね。「勉強してもどうせできねーわ…
これまでに扱いきれなかった学習に関する用語を取り上げます。 セリグマンの学習性無力感 人物名とセットにして知っておくとよいでしょう。学習性無力感の意味はその用語から容易に意味を推察できますね。「勉強してもどうせできねーわ…
今回は動機づけや動機に関することをまとめます。 内発的動機づけ・外発的動機づけ まずはこの2つを押さえましょう。 学習内容そのものに興味を持たせるような指導で、内発的動機づけ高められるようにするのがベストです。しかし場合…
ここでは記憶に関する用語をまとめていきます。難しい話ではありませんので是非おさえておきましょう。 記憶のプロセスは記銘-保持-想起 それぞれ次のような意味です。 なお、想起については ・再生(経験したことを自ら思い出す)…
今回は学習に関する用語を3つ紹介します。どれも基本事項として押さえておくべきものばかりです。 学習の準備レディネス レディネスとは、学習をするために必要な準備のことです。発展的なことを学ぶ前には基礎的な内容が定着している…
前回扱ったレスポンデント条件づけ、試行錯誤説、オペラント条件付けなどの「連合説」と呼ばれる理論では、刺激と反応の結びつきによって学習が進むというものでした。 今回は刺激と反応の単なる結びつきではなく、刺激の受け止め方や意…
学習理論うち、次の3つの内容 ・レスポンデント条件づけ(古典的条件付け) ・試行錯誤説 ・オペラント条件づけ は、刺激(S:stimulus)と反応(R:response)を結びつけようとする理論で連合説(S-R理論)と…
今回は、発達分野でこれまでの記事で扱いきれなかった2人についてです。 ヴィゴツキー「発達の最近接領域」 ヴィゴツキーは、発達の水準を2つに分け、その間にある領域を「発達の最近接領域」と名付けました。 「明日の発達水準」は…
人の発達で「環境」の要素が大きいのか、「遺伝」の要素が大きいのかに関する話題です。 ワトソンは行動主義心理学の創始者で、人間内部の「こころ」よりも外に現れる「行動」を重視し、環境によって人間の内面を変えることもできると考…
今回は”道徳性”に着目した発達段階理論を扱います。 ピアジエの道徳性理論「他律的から自律的へ」 ピアジエは知能の発達段階説でも登場した人物ですね。子どもがルールを理解することや嘘についてどう判断す…
ハヴィガーストは人生を6つの段階 乳幼児期、児童期、青年期、壮年初期、中年期、老年期 にわけ、個人が健全に成長し、社会に適応するため、各発達段階で達成しなければならない課題を示しました。 ハヴィガーストの発達課題は、各段…
マズローの欲求階層説は順番を問えば程よい正解率になる問題のため、いろいろな自治体で出題される頻出事項となっています。 マズローは人間のいろいろな欲求はピラミッドのように階層的な構造で、低次の欲求が満たされて初めて高次の欲…
ピアジェは認知に焦点を当てて知能の発達段階区分を行いました。 エリクソンの場合は と8段階でしたが、ピアジェの場合、幼児期はひとまとめ、青年期以降はひとまとめとなり の4段階となっています。ではそれぞれみていきましょう。…