教職教養 ランダム演習09

第9回目のランダム演習です。一覧ページはこちら

教職教養の各分野から、難問や奇問を排除した標準的な問題を10問扱います。力試しにどうぞ。解答はボタンをクリックすると見ることができます。

第1問 ロジャーズが提唱した(    )カウンセリングは、クライエントに対して(               )な態度で接し、(                   )。

【選択肢】指示的 来談者中心

 受容的・共感的 教育的・倫理的

 教示や指示は行わない 理論的解決を目指す

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(順に)来談者中心、受容的・共感的、教示や指示は行わない

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第2問 

マズローによると、人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、低階層の欲求が満たされると、より高次の欲求を欲するとされる。下図のB、Eに入る語句をそれぞれ選べ。

【選択肢】自己実現欲求 愛憎と所属の欲求 生理的欲求

 安全欲求 承認と尊重の欲求

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B…承認と尊重の欲求、E…生理的欲求

「承認と尊重の欲求」という表現は「承認と自尊の欲求」あるいは単に「自尊欲求」とだけの表現の文献もある。

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第3問 

(   )は、人間精神は白紙(ダブラ・ラサ)にたとえられるとし、そこにさまざまな経験により観念を構成していくのが教育だと考えた。

(   )は、子どもを「小さな大人」としてではなく子ども本来の姿で捉えることを訴え、また「自然に帰れ」と人間の自然性の回復を唱えた。

(    )は、ダーウィニズムの立場から教育を展開。教育目的を「完全な生活への準備」であるとした。近代教育内容の基本的枠組みとなる「知育、徳育、体育」の分類でも知られる。

【選択肢】スペンサー ルソー ロック

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(順に)ロック、ルソー、スペンサー

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第4問 (      )は、他者の援助によって可能な活動の水準は、やがて自分一人でそれを行うことの可能性を予告するものであるとし、これを発達の最近接領域と呼んだ。

【選択肢】 ヴィゴツキー ピアジェ エリクソン

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ヴィゴツキー

ピアジェは知能の発達4段階を示したことで有名。エリクソンは「アイデンティティ」などの言葉が登場する心理社会的発達理論8段階を示した。

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第5問 公布の年代の古い順に正しく並べてあるものを選びなさい。

①学制→教育令→諸学校令

②学制→諸学校令→教育令

③教育令→学制→諸学校令

④諸学校令→学制→教育令

⑤諸学校令→教育令→学制

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学制、教育令、改正教育令、諸学校令はこの順で年代とともに覚えておくべきである。

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第6問  教育基本法前文

    我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で(   )な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。

 我々は、この理想を実現するため、個人の(   )を重んじ、真理と(   )を希求し、公共の精神を尊び、豊かな人間性と(    )を備えた人間の育成を期するとともに、伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。

【選択肢】

文化的 平和 尊厳 価値 正義 創造性 独創性

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(順に)文化的/尊厳/正義/創造性

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第7問 生徒指導提要より

生徒指導とは、一人一人の児童生徒の人格を尊重し、個性の伸長を図りながら、(    )や行動力を高めることを目指して行われる教育活動のことです。(中略)

 各学校においては、生徒指導が、教育課程の内外において一人一人の児童生徒の健全な育成を促し、児童生徒自ら現在及び将来における自己実現を図っていくための

(     )能力の育成を目指すという生徒指導の積極的な意義を踏まえ、学校の教育活動全体を通じ、その一層の充実を図っていくことが必要です。

【選択肢】自己決定力 社会的資質 自己指導 判断

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(順に)社会的資質、自己指導

※本問題は古い生徒指導提要に基づくもの。2023年現在、生徒指導提要は改訂されたものが最新。

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第8問 教育基本法第5条2

義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する(   )を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基本的な(   )を養うことを目的として行われるものとする。

【選択肢】能力 個性 資質 態度

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(順に)能力、資質

資質・能力とセットで使われるようになったのはここ数年でのことなので、教育基本法(改正が平成18年)では資質と能力は別々に使われていることに気をつけておきたい。

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第9問 地方公務員法第33条

職員は、その職の(   )を傷つけ、又は職員の職全体の(   )となるような行為をしてはならない。

【選択肢】信頼 信用 不名誉 不利益

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(順に)信用、不名誉

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第10問 教育基本法第9条

法律に定める学校の教員は、自己の崇高な(   )を深く自覚し、絶えず(  )と修養に励み、その

(   )の遂行に努めなければならない。

【選択肢】使命  役割 研修 研究 職責 職務

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(順に)使命、研究、職責

研修関係では職責というワードがよく出ることに注意。

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