面接で聞かれやすい事項
※本ページに記載の面接に関する事項は、受験生の方々からの情報に基づくもので、自治体側が公式に示しているものではありません。
面接で聞かれやすい事項
◯ 志望理由・高知県を志望した理由
◯ 併願状況・他自治体受験の有無
◯ 複数自治体合格時の優先順位
◯ 勤務地・赴任地希望(特に僻地への理解と対応)
◯ 単位・免許の取得状況
◯ なぜその校種・教科を選んだか
◯ 大学での学び・力を入れたこと・専攻分野
◯ 部活動経験とその学び・活かし方
◯ ボランティア経験とその学び・活かし方(特に特別支援関連)
◯ 教育実習経験とその学び・活かし方(成功談・失敗談含む)
◯ どんな学級経営を目指すか・理想の学級
◯ どんな教師になりたいか・10年後の姿
◯ ストレス解消法・ストレスとの向き合い方
◯ これまでつらかった経験や困難をどう乗り越えたか
◯ 最近気になったニュース(教育関連以外も含む)
◯ 車の免許有無・高知県の交通事情への対応
◯ いじめへの具体的な対応策・未然防止策
◯ 問題を抱える子どもや特別な支援が必要な児童への対応
◯ 不登校への対応策・原因・学習支援
◯ 保護者との関わり方・信頼関係の築き方
◯ 生徒指導への取り組み方
◯ チーム学校・地域連携への考え方・取り組み
◯ 働き方改革への考え方・仕事と生活の両立
◯ 授業改善・学習意欲向上への取り組み
◯ 自身の強み・長所・他の教員にない点
◯ 自身の短所・苦手なこと・克服するための取り組み
◯ 健康状態・体調面で気になること
◯ 自己PR・どんな人か(自己評価書・申告書の内容を基に)
◯ 教師にとって最も大切なこと
◯ 最後に言い残したこと・伝えたいこと
◯ 卒業論文、アルバイト、趣味など、提出資料に記載された個別経験
ポイント
高知県の面接は模擬授業に引き続いて実施されます。提出書類の内容を深く掘り下げる中で、個人の経験から教育への熱意や適性を探る質問が多く見られます。特に、東西に広い県土の特性から、僻地での勤務や地域との連携に対する考え方が頻繁に問われる点が特徴的です。また、いじめや不登校、特別支援など、現代の教育課題への具体的な対応策や、保護者・同僚との良好な人間関係を築く力も重視されます。
面接情報(受験生ごと)
Aさん(クリックして開く)
Aさん
【中学校】
※教室内で1枚の資料を元に模擬授業を考える時間30分→模擬授業10分の後に個人面接となる。
個人面接(面接官4名、30分程度)
(模擬授業についての質問)
→思考や表現を評価する授業だが、どのように評価するか?
→この授業で身に付けさせたい力は何か?
→まとめはどのように行うか?
01 高知県志望理由
02 中学校志望理由
03 高知県の教育課題
04 中学校には様々な事情を抱えた子供がいるが、どのようにして付き合っていくか。
05 生徒理解のために何を意識するか
06 不登校生徒にどのような対応をするか
07 部活はしんどかったか
08 部活の面白さとは?また教育現場に活かせること
09 ストレス対処法はあるか?
10 どのようなときにストレスを感じるか
→他のストレス対処法はあるか
11 免許取得見込みだがとれるのか
12 健康面で気になる点はあるか
13 赴任校へ配慮してほしいことはあるか
14 高知県は広いが、どこでも赴任可能か
(受験生より)
・対応する教科のような方が授業に関する諮問を行っていました。面接官のうち1人は女性の保護者の方で、若干声が聞き取りづらかったです。事前提出の自己評価書には、卒論の専門的なことを書いていったため、あまり質問されませんでした。
・模擬授業前の資料(説明会で例がもらえました)には、生徒観が書かれているため、実際にそのような生徒がいると意識しながら授業を組み立てることを心掛けました。結果、模擬授業後の諮問はあまりつまらずに答えられたと思います。
・面接では協同出版さんの過去問とあまり変わらない印象でした。もう一つあるか?、3つ挙げよなど複数回答を要求されることもあったので、2~3個回答を用意しておいてよかったと思いました。「高知県の教育課題とは?」がよく聞かれていると思い、大綱、基本計画など高知県の課題について、自分なりの解決策を用意しておいてよかったなと感じました。
・大学の授業の知識が、実験実技や面接の回答の方針に非常に役立ったので、広くまんべんなく授業をとっておいてよかったと思います。
・高知県の場合、専門が2次まで影響しますが、高校レベル(センター試験より簡単)がまんべんなく出るため、専門の勉強を早めにしておくことをおすすめします。
Bさん(クリックして開く)
Bさん
【中学校】
個人面接
01 緊張したか
02 昨日はよく眠れたか
03 (模擬授業について)この授業で生徒にどのように防災意識を身に付けさせるか
→この後の展開
→ この授業で工夫した点
04 担任になった際に生徒にどのようになって欲しいですか
05 あなたの考える教科の面白さとは
→それをどのように生徒に伝えますか
06 あなたが学生時代にその教科を面白いと思った体験はありますか具体的に
07 生徒と信頼関係を築くためには
08 趣味の運動は頻繁に行いますか
09 あなたが担任になった時にどのようなクラスにしたいですか
→ そのために何をしますか
10 最近気になったニュースは
11 保護者からあなたのクラスでいじめが起きていると連絡がありました。どうしますか
12 複数受験しているが、同時に受かった場合にはどうするか
13 僻地勤務は可能か
14 どのような時にストレスを感じるか
15 ストレス解消法は
16 言い残したことはありますか
(受験生より)
今年はコロナウイルスの影響もあり、変更点の多い試験となりました。まず高知県の1次試験では一般教養・教職教養の試験がなくなり、専門教養のみの試験となりました。教職教養が得意科目だったのですが、専門教養の配点がもともと高かったこともあり、多くの勉強時間を専門に費やしていたので、そこまで影響はありませんでした。
また、大学や図書館が閉鎖していたこともあり、面接練習が行えない、1人で勉強しなければならないということがありましたが、友人や他大学の人とオンライン上で勉強会を開いたり、面接練習をし合うことで、対策しました。情報交換をする意味でも、他大学の人とネット上で繋がっておくのは、おすすめかと思います。
過去問(協同出版)
最新の面接講座(きょうさい対策ブログ制作)