教職教養 ランダム演習12

第12回目のランダム演習です。一覧ページはこちら

教職教養の各分野から、難問や奇問を排除した標準的な問題を10問扱います。力試しにどうぞ。解答はボタンをクリックすると見ることができます。

第1問 日本国憲法第26条1 

すべて国民は、法律の定めるところにより、その(   )に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。

【選択肢】能力 資質 技能

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能力

基本問題。最も出題される条文。

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第2問 教育基本法第1条

教育は、(   )の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

【選択肢】人間 個性 人格

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人格

これも基本問題。教育基本法第1条は「人格の完成」を目指している。

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第3問 学校教育法第12条

学校においては、別に法律で定めるところにより、児童、生徒及び学生並びに職員の健康の保持増進を図るため、(     )を行い、その他その保健に必要な措置を講じなければならない。

【選択肢】保健指導 健康診断 健康相談

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健康診断

健康相談は学校保健安全法第8条で定められているもの。

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第4問 地方公務員法第32条

職員は、その職務を遂行するに当つて、法令、条例、地方公共団体の規則及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の(   )に忠実に従わなければならない。

【選択肢】助言 指示 命令

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命令

服務に関する問題。服務は職務上の義務が3つ、身分上の義務が5つである。この問題は職務上の義務の1つ「法令等及び上司の職務上の命令に従う義務」である。

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第5問 教育公務員特例法第21条1

教育公務員は、その(   )を遂行するため、絶えず(     )に努めなければならない。

【選択肢】任務 職責 研究と修養 研修と研鑽

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(順に)職責、研究と修養

研修に関する頻出条文。研修関係では「職責」というワードが使われていることに注意。

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第6問  イタリアの児童教育思想家(     )は、ローマに「子どもの家」を創設し、実践的研究を進めた。また、子どもの自発性や自己活動を奨励し、適切な環境の下で、感覚の訓練をすることの重要性を説いた。

【選択肢】モンテッソーリ エレン・ケイ ピアジェ

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モンテッソーリ

エレン・ケイは20世紀初頭に今世紀は児童中心の世紀にしようといった『児童の世紀』で有名、ピアジェは知能の発達段階論(感覚運動期→前操作期→具体的操作期→形式的操作期)で有名。

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第7問 アメリカの心理学者(     )は、非指示的カウンセリング(来談者中心療法)を提唱した。個人は受容的・共感的な環境が与えられると、自分の直面している問題を洞察し、それに対処する能力を発揮できるとした。著書に『カウンセリングと心理療法』がある。

【選択肢】ロジャーズ ウィリアムソン

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ロジャーズ

ロジャーズといえば来談者中心カウンセリングである。一方のウィリアムソンは積極的に指示を与える立場で指示的カウンセリングと呼ばれる。

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第8問 スイスに生まれたルソーは、その主著『エミール』で知られるが、子どもの自然で自由な自発性を重視しようとする教育方針は(  )教育と呼ばれる。

【選択肢】積極 自由 消極

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消極

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第9問 学習の進行過程を数量的にグラフにした学習曲線の型の一つとして、急激な進歩が見られた後、停滞する時期が続き、その後再び進歩することがある。この停滞する現象のことを(     )という。

【選択肢】プラトー レミニセンス 

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プラトー

プラトー現象は高原現象とも。

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第10問 (   )学習とは、教師が体系化された知識を伝達するのではなく、学習者が、現象を説明できるような科学的説明を主体的に見いだしてくことを重視する学習理論である。これは、アメリカの認知心理学者(    )によって提唱されたものであり、「課題の把握→仮説の設定→実験や観察による仮説の検証→まとめ」という順に進行する。

【選択肢】プログラム 発見 完全習得 スキナー 

ブルーム ブルーナー

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(順に)発見、ブルーナー

この問題に登場している

ブルーナー→発見学習

ブルーム→完全取得学習

スキナー→プログラム学習

はどれも頻出事項。

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