Ⅳ.今後5年間の教育政策の目標と基本施策 略
目標1―10は略
目標11 教育DX の推進・デジタル人材の育成
教育においてICT の活用が「日常化」するよう、初等中等教育段階では、基本的方針で示したとおり、当面 DX の第3段階を見据えながら、第1段階から第2段階への移行を着実に進めるとともに、第3段階に相当する先進事例の創出、高等教育におけるデジタル人材育成、社会教育分野のデジタル活用推進等に取り組む。
【基本施策】
○1人1台端末の活用
・個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図り、教育の質を向上させていくため、EdTech も含む、1人1台端末を用いた効果的な実践例の創出・横展開、デジタル教科書・教材・ソフトウェアの活用の促進、ICT支援員の配置の充実など、ICTの活用の日常化に向けて国策として GIGAスクール構想を強力に推進する。
・対面指導の重要性や、児童生徒等の発達の段階にも留意しつつ、遠隔・オンライン教育を有効に活用した取組を推進する。
○児童生徒の情報活用能力の育成
・学習指導要領において学習の基盤となる資質・能力として位置付けられた情報活用能力(情報モラルを含む。以下同じ。 )育成のために、GIGA スクール構想によって整備された端末の利活用の日常化を促進するとともに、EdTech をはじめとした教育産業の力も活用しつつ、優れた事例の創出を図る。その際、特に、情報技術を活用した問題の発見・解決の方法や、情報化が社会の中で果たす役割や影響、情報技術に関する制度・マナー、個人が果たす役割や責任、情報の真偽を吟味する力、複数の情報を結びつけて新たな意味を見いだす力、問題の発見・解決等に向けて情報技術を適切かつ効果的に活用する力、情報社会に主体的に参画し、その発展に寄与しようとする態度等を身に付けさせることを重視するとともに、 動画教材などコンテンツの充実を図り、学校だけではなく、自分自身でも学ぶことができる環境を構築する。
○教師の指導力向上 略
○校務DXの推進 略
○教育データの標準化 略
○基盤的ツールの開発・活用
・全国の学校等で問題等の相互利活用や共通の知見の共有を図るため、全国的・公共的な基盤的ツールの整備を進める。現在、学校や家庭においてオンライン上で学習やアセスメントができる「文部科学省 CBT システム(MEXCBT:メクビット)」の活用が進んでおり、普段使いや全国・地方の学力調査等における幅広い活用を一層推進する。また、文部科学省が学校等に対して行う業務調査は、学校等が回答したアンケート調査結果の自動集約が可能となる「文部科学省 WEB 調査システム(EduSurvey)」で基本的に実施する。
○教育データ分析・利活用及び先端技術の利活用 略
○デジタル人材育成の推進(高等教育) 略
○教育環境のデジタル化の促進(高等教育) 略
○社会教育分野のデジタル活用推進 略
目標11―16は略
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