【易しめ解説34】知能検査。ビネー式知能検査、スタンフォード・ビネー式知能検査、ウェクスラー式知能検査

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知能検査に関して3種類紹介します。

ビネー式知能検査

世界的に広まっている知能検査で、ビネーとシモンによって作成されました。ビネー・シモン式知能検査と言う場合もありますが、ビネー式知能検査とだけいうことが多いです(シモンさんかわいそう)。ビネー式知能検査では、通常の意味での年齢と、精神年齢との比較を行い、発達の遅れ具合を確認します。



IQを出したスタンフォード・ビネー式知能検査

スタンフォード大学の教授であったターマンがビネー式知能検査を改良し、スタンフォード・ビネー式知能検査を作成しました。この検査で初めて知能指数、いわゆるIQが検査結果を表す指数として導入されました。

分野別の結果を出すウェクスラー式知能検査

ビネー式知能検査は全体的な知能の水準をIQのような一つの尺度で示しますが、ウェクスラー式知能検査の場合は知識を複数の側面からとらえます。全体的な知能の水準であるIQに加えて、言語、動作など複数の観点ごとの結果を出力するのです。これにより、得意な能力と苦手な能力を明らかにすることができるとされています。



(演習)

1問扱います。

(演習1)

次のア〜オは、知能について述べたものである。その内容が正しいものを一つ選べ。(2006年実施12)
(ア)世界で広く用いられている個別式知能検査の原型は、1905年に、ビネー(Binet, A.)とターマン(Terman, L.M.)によって発表された。
(イ)1939年にウェクスラー(Wechsler, D.)が発表した知能検査は、知能をより診断的に測定するために、「言語性検査」と「動作性検査」の2領域に分かれている。
(ウ)シモン(Simon, T.)は精神年齢(MA)を生活年齢(CA)で割り、それを100倍したものを知能指数(IQ)とする有名な指標を作った。

(解)正しいものは(イ)

(ア)→ターマンではなく、シモン。最初の知能検査の開発者はビネーとシモンです。

(ウ)IQという指標はスタンフォード・ビネー式知能検査から。作成者はシモンではなくターマンです。

今回はここまでです。

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