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【易しめ解説32】投影法の性格検査。ロールシャッハテスト、P-Fスタディ、バウムテスト、SCT、TAT

性格検査のうち、③投影法と呼ばれるもののうち、5つの性格検査を紹介します。しっかり整理をしておきましょう。

インクのシミが何に見えるか答えるロールシャッハ・テスト

左右対称のインクのシミをみて、何に見えるか答える性格検査です。検査で使う絵をご覧になったことがない方は以下のリンク先の画像をチェックしてみてください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ロールシャッハ・テスト

どんな形に何と答えたかで内面が分かるというのは不思議な感じがしますね。



漫画の吹き出しセリフを埋めるP-Fスタディ

Picture-Frustration Studyの略です。日本語では絵画欲求不満検査といいます。P-Fスタディとも。日常生活で起こりうるような欲求不満場面の絵を見て、登場人物の吹き出しに入る言葉を自由に記述します。

木の絵を描くバウム・テスト

木を書く性格検査です。(バウムはドイツ語で木のこと)。木は地面に対して直立し展開するという性質から自己像が投影されやすいそうです。

未完成の文章を完成させる文章完成法SCT

Sentence Completion test の頭文字をとってSCTといいます。被検査者に完全でない文章の書き出しを提示し、その続きを自由に補います。センテンス・コンプリート・テストと英語で覚えておくとよいでしょう。

複数の絵から空想の物語を述べる主題統覚検査(TAT)

Thematic Apperception Test の頭文字をとってTATといいます。複数の絵画から想像される物語を考えて表現する性格検査です。絵画統覚検査という言い方もあります。

以上の5つをもう一度おさらいすると…

・ロールシャッハテスト……  インクのシミを見る

・PーFスタディ……………… 絵を見てセリフをかく

・バウムテスト………………  木をかく

・SCT ………………………… 文の続きをかく

・TAT……………………………絵から物語を作る

となります。では演習。



(演習)

今回は1問だけとなります。

(演習1)

次の各文は、一般的な心理検査について述べたものである。誤っているものを、①〜⑤のうちから一つ選べ。(2005年実施44)
①内田クレペリン検査は、横一列に並べられた数字の隣同士を、加算してく方法である。
②文章完成法(SCT)は書きかけの文書を列挙し、それぞれの続きを書いて完成させる方法である。
③ロールシャッハ・テストは、左右相称形のインクブロットを提示し、何に見えるかと連想を求める方法である。
④主題統覚法(TAT)は、人物画を描かせ、その絵により知能の発達度を測定する方法である。
⑤P―Fスタディは、欲求不満阻止状況の絵を提示し、絵の中の人物の吹き出しに自由記述させる方法である。

(解)④性格検査なので、測るのは知能ではありません。(知能検査に関しては次回記事で扱います)

今回はここまでです。

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