「令和の日本型学校教育」の構築を目指して

◯背景

◯1. 急激に変化する時代の中で育むべき資質・能力

内容
【急激に変化する時代】・人工知能(AI)、ビッグデータ、Internet of Things(IoT)、ロボティクス等の先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられた「Society5.0 時代」
・新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大、「複雑で予測困難」な社会
【どのような資質・能力が必要か】・持続可能な社会の創り手
・読解力、教科等固有の見方・考え方を働かせて自分の頭で考えて表現する力
・対話協働を通じて、「新しい解」や「 納得解 」を生み出す力


◯2. 日本型学校教育の成り立ちと成果、直面する課題と新たな動きについて

内容(キーワード)
【「日本型学校教育」とは】・子供たちの知・徳・体を一体で育む
全人 教育
・全ての子供たちに一定水準の教育を保障
【課題】・教師の疲弊
・デジタルデバイスは「遊び」に使うが、「学び」には使わない
・自立した学習者を育てられていない


◯3. 2020年代を通じて実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿

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◯4.「令和の日本型学校教育」の構築に向けた今後の方向性

・3つの保障(学校教育の本質的な役割)
 ①学習機会と学力の保障
 ②社会の形成者としての全人的な発達・成長の保障
 ③安全・安心な居場所・セーフティネットとしての身体的、精神的な健康の保障

・履修主義・修得主義等の組合せ…履修主義・修得主義等を適切に組み合わせることが必要

用語内容
履修主義所定の教育課程を一定年限の間に履修することでもって足りるとする
修得主義(成果を問う)履修した内容に照らして一定の学習の実現状況が期待される
年齢主義進学・卒業要件として一定年限の在学を要する
課程主義(成果を問う)進学・卒業要件として一定の課程の修了を要求する


◯ICT関連の重要表現

該当箇所内容
4.(3)これまでの実践とICTとの最適な組合せを実現する○ 令和時代における学校の「スタンダード」として,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善に資するよう,GIGAスクール構想により児童生徒1人1台端末環境と高速大容量の通信ネットワーク環境が実現されることを最大限生かし,端末を日常的に活用するとともに,教師が対面指導と家庭や地域社会と連携した遠隔・オンライン教育とを使いこなす( ハイブリッド 化)など,これまでの実践と ICT とを最適に組み合わせることで,学校教育における様々な課題を解決し,教育の質の向上につなげていくことが必要である。
○ なお,ICT はこれからの学校教育に必要不可欠なものであり, 基盤的なツール として最大限活用していく必要があるが,その活用自体が目的でないことに留意が必要である。
5.(1)学校教育の質の向上に向けた ICT の活用1人1台の端末環境を生かし,端末を日常的に活用することで,ICTの活用が特別なことではなく「 当たり前 」のこととなるようにするとともに,ICTにより現実の社会で行われているような方法で児童生徒も学ぶなど,学校教育を現代化することが必要である。児童生徒自身が ICT を「 文房具 」として自由な発想で活用できるよう環境を整え,授業をデザインすることが重要である。

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