教授方法・学習方法

◯さまざまな教授法


◯プログラム学習
スキナー が提唱した、オペラント条件付けの理論を応用した個別学習の方法。

・プログラム学習の原則

スモール・ステップ の原理
(principle of small step)
学習行動を可能なかぎり細かく分析し、学習内容を小刻みな単位に再構成して提示する原理。
②積極的反応の原理
(principle of active responding)
細分化された学習内容が、学習者の自発的な反応(オペラント反応)を常に誘発するように設計されるべきであるとする原理。
③即時確認の原理
(principle of immediate confirmation)
学習者が反応(解答)を行った際、それが正解か否か(強化)を直ちに提示する原理。正解を知ることが報酬(強化)となり、学習が定着する。
④学習者自己ペースの原理
(principle of self-pacing)
個々の学習者の能力や理解速度に合わせて、自分自身のペースで学習を展開できるとする原理。
⑤学習者検証の原理
(principle of student testing)
提示された諸原理に従っても学習効果が上がらない場合、その原因は学習者ではなく、学習プログラム(ステップの構成や問題)の欠陥にあると考え、プログラムを修正・改善していく原理。

・ティーチングマシーン…学習内容がプログラムされた装置

種類内容
直線型すべての学習者が同じステップを辿り、正解するまで次に進めない形式。スキナー型とも。
分岐型
(枝分かれ型)
学習者の回答内容に応じて次に提示される情報が異なり、個別の理解度に応じた選択肢が設けられる形式。クラウダー型とも。
→コンピュータを利用した学習 CAI (Computer Assisted Instruction)の基礎へ。


◯集団の力を生かす学習法

用語内容
イエナ・プランペーターゼン 提唱。学年別学級を廃止。異年齢の様々な子どもがいる集団の中で教える・教えられる両方の経験をさせる。オランダで盛ん。
バズ学習フィリップス が考案した6-6討論をもとに、塩田しおた芳久よしひさが開発。塩田しおた芳久よしひさが開発。少人数による話し合いを取り入れて授業を展開する。
ジグソー学習アロンソン 提唱。ホームグループで役割分担し、同じ役割を担当した者同士でエキスパートグループを組んで学習。その結果をホームグループに持ち寄って協調的に学習を進める。
KJ法提唱者のかわ喜田きた二郎じろうのイニシャルをとって命名。当初は紙キレ法とも。自由な討論の発言内容の要素をふせんに書き、似た内容のものを集め分類、全体を構造的に図解する。
ブレインストーミングオズボーンによって考案された、集団でアイディアを出し合う方法。質よりも量を重視し、頭に浮かんだ考えをその是非を問わずに出来るだけ多く出す。
構成的グループエンカウンター(SGE: Structured Group Encounter)国分康孝こくぶ やすたか が発展させた、開発的カウンセリングの一種。リーダーが意図的に提起する様々なエクササイズをペアや小集団で実施。活動を通じて他者/自分と「出会い」、自己理解・他者理解/受容などを深める。

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