6近代国家の成立と国際社会 (明治時代)

(1) 明治維新と新政府の政策

◯明治政府の中央集権体制の確立
1868年 五箇条の御誓文 (新政府方針)
1869年 版籍 奉還 (土地・人民を天皇へ)
1871年 廃藩置県 (府・県を設置、中央集権体制の確立)

◯四民平等と教育

政策内容
解放令1871えた・ひにんなどの呼び名を廃止。身分・職業を平民と同じとする
学制18726歳以上の男女の小学校就学を義務化(当初は有料)。旧開智学校きゅうかいちがっこうなど設立

◯富国強兵

政策内容関連事項
殖産しょくさん興業1870年代〜政府主導で近代産業を育成する政策富岡製糸場とみおかせいしじょう(官営)、大阪紡績会社(民間)など
国立銀行条例1872金融制度を整える。国立銀行の設立へ。渋沢栄一らが活躍
地租改正ちそかいせい1873土地の所有者に地券を発行し、地価の3%を現金で納付させる。政府財政の安定化
徴兵令ちょうへいれい1873満20歳以上の男子に3年間の兵役義務を課す。近代的な軍隊の創設へ。

◯社会・文化の変容

項目内容
文明開化太陽暦の採用、洋服、牛肉食など欧米文化の導入
女性解放運動平塚らいてうが「青鞜社せいとうしゃ」を結成し、女性の地位向上を目指す

(2)自由民権運動と憲法の制定

◯自由民権運動の展開
板垣退助いたがきたいすけらが国会開設を要求→1880年 国会期成こっかいきせい同盟結成(全国へ拡大)
→士族の反乱(西南戦争せいなんせんそうなど)鎮圧後、言論による闘争が中心に

◯憲法制定と議会開設

出来事内容・関連人物
1885内閣制度発足初代内閣総理大臣に伊藤博文いとうひろぶみが就任
1889大日本帝国憲法 発布伊藤博文がドイツの憲法を参考に起草
1890初の衆議院総選挙満25歳以上で(国税)納税額15円以上の男子に選挙権
第1回帝国議会開催衆議院と貴族院の二院制

(3)日清・日露戦争と条約改正

  外交・戦争国内・その他
1871日清修好条規にっしんしゅうこうじょうきを締結廃藩置県
1875樺太・千島からふとちしま交換条約を締結(ロシアと)
1876日朝修好条規にっちょうしゅうこうじょうきを締結(江華島こうかとう事件が契機)
1886ノルマントン号事件発生不平等条約改正の世論が高まる(外相:井上馨いのうえかおる)
1894領事裁判権(治外法権)撤廃(日英通商航海条約)外相:陸奥宗光むつむねみつ
日清戦争が始まる(〜1895年)
1895下関しものせき条約 締結(賠償金、遼東半島りょうとうはんとう・台湾獲得)三国干渉(ロシア・独・仏)により遼東半島りょうとうはんとうを返還
1897八幡やはた製鉄所の建設開始(1901年操業)日清戦争の賠償金などを利用
1900義和団ぎわだん事件に出兵(列強の一員として)
1902日英にちえい同盟を締結(ロシアに対抗)
1904日露戦争が始まる(〜1905年)
1905ポーツマス条約ぽーつますじょうやく締結(アメリカ仲介)賠償金なし→日比谷ひびや焼き打ち事件が発生
1910韓国併合(朝鮮総督府を設置し植民地支配)
1911関税自主権の完全回復を達成外相:小村寿太郎こむらじゅたろう、条約改正完了

(演習問題ー準備中)

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