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岐阜県教育委員会
論作文のテーマ
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論作文のテーマ
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| 2024年実施分(2025年度) | 【小・中学校教諭】 『生徒指導提要』(令和4年12月 文部科学省)では,「4.3.2いじめの未然防止」について示されている.これを踏まえて,いじめが生まれる構造といじめの加害者の心理に触れながら,いじめ未然防止のために,日常的にあなたが取り組むことを2つ述べなさい(各自の志願種別に応じて想定し,論じること).(800字) 【高等学校・特別支援学校教諭】 変化が目まぐるしく予測困難な社会を生き抜くためには,子どもたちが,「自立力」,「共生力」,「創造力」をバランスよく身に付け,これら3つの力を発揮していくことが必要である. このうち,「つながり,認め合い,支え合う力」である「共生力」を育むために,あなたが日々の教育活動で実践したいことについて,あなたの経験を踏まえて,具体的に述べなさい.(800字) 【養護教諭】 近年,児童生徒の心身の健康課題が複雑化・多様化しており,身体的な不調の背景には,いじめ,児童虐待,不登校などの問題が関わっているといわれている. また,『生徒指導提要』(令和4年12月 文部科学省)の「13.3.3 生徒指導における健康課題への対応と関わり」では,養護教諭は,校内の生徒指導,教育相談において重要な位置を占め,チーム支援には欠かすことができない存在とされている. これらのことを踏まえ,養護教諭の職務の特質に触れながら,「生徒指導における健康課題への対応と関わり」について,日常的にあなたが取り組むことを2つ述べなさい. 【栄養教諭】 国民の健全な食生活の実現と環境や食文化を意識した持続可能な社会の実現のために,食育を推進している.学校でも食育の推進が位置付けられている. 「食に関する指導の手引-第二次改訂版-」(平成31年3月 文部科学省)では,学校における「食育の視点」が6つ示されている.6つの「食育の視点」から2つ選び,栄養教諭の職務や役割に触れながら,あなたが栄養教諭として取り組むことを具体的に述べなさい. |
面接で聞かれやすい事項
※本ページに記載の面接に関する事項は、受験生の方々からの情報に基づくもので、自治体側が公式に示しているものではありません。
面接で聞かれやすい事項
◯ 志望理由(教員全般、岐阜県、志望校種)
◯ 自己PR/強み/セールスポイント
◯ 教育実習の経験(大変だったこと、心に残ったこと、学んだことなど)
◯ 挫折経験とその乗り越え方
◯ 理想の教師像
◯ 大学生活/学生時代に頑張ったこと
◯ ボランティア経験
◯ 児童生徒との関わり方で大切にしたいこと
◯ 特別な支援が必要な児童生徒への対応
◯ いじめへの対応(発見、防止、対応)
◯ 不登校/登校しぶりへの対応
◯ 保護者対応(大切なこと、具体的なケースへの対応)
◯ 気になる教育ニュース/最近のニュース
◯ 働き方改革/教員の多忙化について
◯ 体罰についてどう思うか
◯ ストレス解消法
◯ 子どもに身につけさせたい力
◯ 理想の授業/苦手意識を持つ児童生徒への指導
◯ 学級づくり/クラス担任として大切にしたいこと
◯ チームで協力して何かを成し遂げた経験
◯ 困難な状況/問題発生時の対応
◯ SNS利用について
◯ 自身を高めるために努力していること/課題
◯ 職場での人間関係(同僚、上司)
◯ 教員の専門性/公務員との違い
◯ 授業で大切にしたいこと(教科問わず)
◯ 場面指導のテーマ(宿題、転倒、係決め、送る会、校則周知など)
◯ (栄養教諭)食育/給食指導(好き嫌い、残食)
ポイント
岐阜県の教員採用試験面接では、志望理由や教育実習、大学生活での経験といった基本的な質問に加え、児童生徒への関わり方、いじめ・不登校・特別な支援が必要な子どもへの対応、保護者対応といった具体的な教育現場での対応能力が重視されます。また、個人面接の中で模擬授業が実施され、実践力も試されます。
面接情報(受験生ごと)
Aさん(クリックして開く)
Aさん
【小学校】
個人面接
01 ふるさと教育をどのように行うか
02 今までの経験で子どもに伝えたいエピソードは何か
03 英語教育を通してどんな子を育てたいか
04 英語が苦手な子にどのような支援をするか
05 留学をして学んだこと
→どんなことを子どもに伝えたいか
06 学校生活で思い出に残っていること
07 なぜ岐阜県を選んだのか
08 褒めるときに大切にしたいこと
09 叱るときに気をつけること
10 命の大切さをどのように伝えるか
(受験生より)
面接では全て具体的に話すことを心がけました。また、試験管の方がうなずきながら共感的に聞いてくれたので楽しみながら面接ができました。留学などに自分の強みを伝えられたのが合格に繋がったと思います。
Bさん(クリックして開く)
Aさん
【小学校】(講師経験者)
1次試験 集団面接
01 岐阜県の志望動機
02 休校あけの子どもの様子から感じること
03 今力を入れて指導していること
04 教師と児童生徒のため口、馴れ合い、呼び捨てについてどう思うか
05 チームの一員として大事なこと
2次試験 プレゼンテーション面接
06 課題「二重とびの練習を一生懸命して出来るようになった児童のことを、みんなの前で話す(2年生)」
07 勤務校で実際ににあった指導の例
08 努力しても出来ない子にどう対応するか
09 2年生を担任するとしたらどのようなことを大切にしたいか
2次試験 個人面接
10 岐阜県の志望動機
11 本県の教育課題
12 人生経験の中で子ども達に伝えたいこと
13 自身の性格を前向きと答えた、その具体的なエピソード
(受験生より)
・一次の集団面接では、話が短すぎる人(答えが端的過ぎて試験管に「それだけですか?」と言われていた)と長すぎる人(「手短にお願いします」と言われていた)が落ちていました。
・2次のプレゼンテーション面接では、場面指導をした後に、面接官からの質問に答えるというものでしたが、実技が無くなったせいかプレゼンテーション面接の時間が長く、場面指導に関係ないような質問にまで及び、普通の個人面接のようでした。
・個人面接では、一つの質問に答えると追加の質問があったり、具体的になど、突っ込んで聞かれることが多かったです。
・面接の返答については、ありきたりのものや、用意したような答えではなく、出来る限り自分の経験や実際の子どもの姿から具体的に答えるようにしました。
過去問(協同出版)
最新の面接講座(きょうさい対策ブログ制作)