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論作文のテーマ

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論作文のテーマ

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2024年実施分(2025年度)

次の文は，令和5年6月16日に閣議決定された「教育振興基本計画」の一部である．
一人一人の多様なウェルビーイングの実現のためには，誰一人取り残されず，全ての人の可能性を引き出す学びを，学校をはじめとする教育機関の日常の教育活動に取り入れていく必要がある．
(参考)
※ウェルビーイングとは身体的・精神的・社会的に良い状態にあることをいい，短期的な幸福のみならず，生きがいや人生の意義など将来にわたる持続的な幸福を含むものである．
＝課題＝
あなたは，下線部の「誰一人取り残されず，全ての人の可能性を引き出す学び」を進めるために，教諭としてどのような教育活動を行うとよいと考えますか．また，そのような活動を行うために，あなた自身は教員としてどのような資質・能力を高めるとよいと思いますか．
次の3つの点に留意し，800字程度で論じなさい．
なお，あなたの受験校種・教科等(併願受験で2つ以上の2次選考試験を受験している場合は第1希望)を明記し，それに適した内容とすること．
① あなたが考える「誰一人取り残されず，全ての人の可能性を引き出す学び」とはどのような教育かを明らかにして論じること．
② 「誰一人取り残されず，全ての人の可能性を引き出す学び」を実現するために，あなたは，どのような教育活動を実践していこうと思うかを，具体的に説明すること．
③ 上記②の教育活動を行うために，どのような研鑽を積み，教諭としての資質・能力を高めるとよいかを，具体的に説明すること．

面接で聞かれやすい事項

※本ページに記載の面接に関する事項は、受験生の方々からの情報に基づくもので、自治体側が公式に示しているものではありません。

面接で聞かれやすい事項

◯ 志望理由（福井県を志望した理由、教員を志望した理由、校種を志望した理由など）
◯ 教育実習について（経験、学び、良かった点、難しかった点、気をつけること、失敗談など）
◯ いじめへの対応（対処法、予防、目の前で起こった場合、打ち明けられた場合など）
◯ ストレス解消法/ストレス耐性
◯ ICT活用について
◯ 教員の不祥事について（考え、防止策など）
◯ 保護者との連携/対応（信頼関係の築き方、文句対応、連携で気をつけることなど）
◯ 学級づくり/クラス運営（どのような学級にしたいか、大切にすることなど）
◯ 困難を抱える児童生徒への対応（不登校、やる気のない子、指導に困った経験、表現力乏しい子への指導など）
◯ 志願理由や提出書類の内容の掘り下げ
◯ 福井県に関する質問（福井県の良いところ、課題、教育の特徴、他県との比較など）
◯ 自己PR/自己分析（長所短所、強み、自分をどう思うか、周りからの評価など）
◯ 大学生活/学生時代の活動（力を入れたこと、部活動、ボランティア経験など）
◯ 卒業論文について
◯ 教員に必要な資質能力
◯ 生徒指導で大切にしたいこと/指導と支援の違い
◯ どのような教員になりたいか（具体的な教員像）
◯ 授業づくり/教え方（主体的・対話的・深い学び、知識深化、これからの授業、楽しむ/引き出す教育など）
◯ 教育時事/教育政策（気になるニュース、働き方改革、学習指導要領、プログラミング的思考、人生100年時代など）
◯ これまでの経験について（講師経験、現職での職務内容、大変だったこと、頑張ったこと、嬉しかったことなど）
◯ 併願について（他の自治体、民間企業など）
◯ 上司/同僚との連携/意見対立への対応
◯ キャリア/異動に関する質問（他県合格、全県配置、他校種異動、僻地勤務、中学校赴任への意向など）
◯ 困難な経験とそれを乗り越えた経験
◯ 生徒への声かけ（成績が低い生徒、やりたくないと言う子など）
◯ 尊敬する先生/反面教師
◯ 働く上での不安

ポイント

福井県の個人面接同日に２回実施され、教員としての熱意、教育観、具体的な指導・対応力、人間性などが多角的に評価されます。志望理由や教育実習、大学での活動など、受験者の経験に基づいた質問が多いですが、いじめ、不登校、保護者対応、意見対立といった具体的な場面を想定した質問も頻繁に出題されます。福井県の教育や地域への理解も問われます。自己分析（長所短所、ストレス対処法など）も求められ、教員としての資質に加え、自己理解やセルフマネジメント能力も重視されていることがうかがえます。