論作文のテーマ
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論作文のテーマ
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| 2023年実施分(2024年度) | 【小学校・小中いきいき連携】 近年,大阪府の不登校児童生徒数は,全国と同様に増加傾向にあります.学校においては,一人ひとりの状況に応じた支援と未然防止の取組みが必要です. あなたが担任をしている学級に休みがちな児童がいた場合,あなたなら学級担任として,どのような対応をしますか.具体的な対応を2つ挙げ,それぞれの理由にも触れながら,500字程度(450字以上550字以下)で述べなさい. 【特別支援学校(幼稚部・小学部共通及び小学部)】 「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)」(平成24年7月 中央教育審議会)では,障がいのある子どもに対する支援について,合理的配慮,基礎的環境整備を充実させていくことが重要であると述べられている. あなたは,支援学校幼稚部・小学部の教員として,聴覚障がいと知的障がいを併せ有する児童に指導や支援を行う場合,どのような取組みを行いますか.留意点にも触れながら,500字程度(450字以上550字以内)で具体的に述べなさい. |
| 2024年実施分(2025年度) | 【小学校・小中いきいき連携】 第2次大阪府教育振興基本計画においては,基本方針のうちのひとつが「将来をみすえた自主性・自立性の育成」と設定されています. 子どもたちが,生活や社会における課題を見出し,自分たちにできることを多様な人々とつながりながら考え,行動する力を身につけることができるよう,取組みを進める必要があります. あなたは学級担任として,どのように児童の「将来をみすえた自主性・自立性の育成」に取り組みますか.学習活動において取り組む内容を2点,それぞれ取り組む理由を含めて具体的に述べなさい.字数は500字程度(450字以上550字以下)とします. 【特別支援学校(幼稚部・小学部共通及び小学部)】 特別支援学校小学部・中学部学習指導要領(平成29年4月公示)の第7章では,自立活動の目標について「個々の児童又は生徒が自立を目指し,障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識,技能,態度及び習慣を養い,もって心身の調和的発達の基盤を培う.」と示されている. あなたは,支援学校幼稚部・小学部の教員として,授業中に突然大きな声を出す子どもに自立活動の指導を行う場合,どのような取組みを行いますか.留意点にも触れながら,500字程度(450字以上550字以内)で具体的に述べなさい. |
面接で聞かれやすい事項
※本ページに記載の面接に関する事項は、受験生の方々からの情報に基づくもので、自治体側が公式に示しているものではありません。
面接で聞かれやすい事項
◯ 模擬授業の自己評価・反省点・工夫
◯ 志望動機(なぜ大阪府か、なぜ当該校種かを含む)
◯ 自己PR(1分間での指定頻出)
◯ 長所・短所・弱みとその克服法
◯ 教員に必要な資質
◯ これまでの経験(学んだこと、頑張ったこと、苦労・失敗談)
◯ 困難への立ち向かい方・乗り越え方
◯ 保護者との信頼関係構築・連携方法
◯ 保護者からのクレーム・要望への対応
◯ 教職員連携・同僚との関係構築
◯ 意見が対立した時の対応
◯ 苦手なタイプの人との関わり方
◯ 学級経営のビジョン・工夫(良い人間関係、安心できるクラス)
◯ 授業の工夫(分かりやすさ、面白さ、何を大切に)
◯ 生徒指導(言うことを聞かない児童生徒への対応など)
◯ 不登校、いじめへの対応
◯ 多様な児童生徒への対応(発達特性、困り感、配慮、多様性、ルーツを持つ生徒)
◯ ICT活用について(メリット・デメリット、授業での活用、不要論への考え)
◯ SNS利用に関する考え方・指導
◯ ストレス解消法
◯ 大阪府の教育課題とそれに対する考え・対応
◯ 現代の子供の特徴とそれに対して必要な教員像
◯ 教員生活で大切にしたいこと・やりがい
◯ 自身の強みとそれを教育現場でどう活かすか
◯ 足りない力・今後の成長課題
◯ 倫理観・規範意識(不祥事、体罰、危機管理など
◯ キャリア教育や地域連携、学校全体での取り組みへの考え
ポイント
大阪府の個人面接は模擬授業に引き続いて実施されます。個人面接では、教育を取り巻く状況や課題を理解しているか、教職について理解し、意欲をもって取り組もうとしているかなどが評価されます。いじめ、不登校、多様な背景を持つ児童生徒、保護者からのクレーム、教職員間の連携など、現実的な状況への対処方法を追加質問を重ねて問う場面が多く見られます。
面接情報(受験生ごと)
Aさん(クリックして開く)
Aさん
【小学校】
個人面接
01 模擬授業を終えて、どうだったか
→気をつけた点、もっと改善できた点
→今後の展開
→この授業で子どもたちは楽しめるか
02 志望動機(30~60秒)
→それは大阪だけでなく全国で言えることでは?
→ボランティアをもっと詳しく
03 ボランティアで意見が食い違った経験
04 子どもを厳しく叱ったことがあるか
05 生徒指導で必要なこと2つ
06 人生で壁にぶち当たった経験
(受験生より)
・同じような受験生がゴヤさんと面接練習している動画があったことで、面接に向けてのイメージが湧いた。
・面接、論作文、模擬授業ともに大学で「この先生に見てもらったら受かる人が多い」と言われている先生に何度もアドバイスをもらったこと。(その先生は、このくらい出来ているといいというような基準を分かりやすく示してくださったり、深いところまでアドバイスをくださったりしました。“どうせ受かるなら上位で”ということも何度も言ってくださったのもよかったのかもしれません。)
・学生で経験が浅いながらも、色々なボランティアに行って、それぞれでアピールできることがあったこと。
・今年はコロナの影響で大学にも例年に比べて行けず同じ採用試験を受ける仲間とあまり会えませんでしたが、自治体ごとのチャットで他の受験生とつながり、共有できたことは心強かったです。
Bさん(クリックして開く)
Bさん
【中学校】
2次試験 個人面接(試験官2名,10分弱)
01 志望動機を自己PRを含めて1分
・ESの内容から質問。
02 ボランティアの内容
→1番学んだことは何か。
→具体的にどのような仕事をしていたのか。
→組織として動いたことはあるか?
→なかなか参加してくれない人には、どのように促したか。
03 大阪の子供の印象、イメージは?
04 なかなか積極的でない子どもの良さはどのように見つけていくか?
3次試験 模擬授業,個人面接(試験官3名,20分程度)
・事前に指定されているところの授業
・入室、自己紹介込みで4分半
・最後にまとめなくてもよい
・試験官は無反応
個人面接
01 緊張しているか
02 模擬授業を振り返って
→10点満点で何点か
→その点数の理由、満点ではない理由
→今後何を改善して満点にできるようにするか
→授業のこのあとの展開
03 教員を目指したきっかけ
04 この教科の教員を志望する理由
(面接個票の中から)
05 どんな経験をしたか
→どんなことを学んだか
→学んだことをどのように子どもたちに伝えていくか
こんな質問が2,3周ありました
06 自分の短所
→どう改善するか
→子どもたちにどんなことが伝えられるか
07 大学生活で最も困難だったこと
→そこから何を学んだか
→子どもにどんなことを伝えられるか
08 最近関心のある教育ニュース
→どのように取り組んでいくか
→(前問を受けて)それができれば、あなたの考える理想は十分に達成できると思うか?
過去問(協同出版)
最新の面接講座(きょうさい対策ブログ制作)