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論作文のテーマ
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論作文のテーマ
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| 2024年実施分(2025年度) | 【小学校】 「子どもの状況に応じた異なる指導・支援」 背の高さの違う三人の子どもたちが,高いフェンスの向こう側で行われている野球の試合を見たがっています.どの子にも同じ高さの踏み台を一つずつ準備した場合,いちばん背の高い子にはちょうどよく,中くらいの子には高さが少し足りなく,いちばん低い子には高さがかなり足りないといった不都合が生じます.すべての子どもが試合を見られるためには,子どもの背の高さに応じて異なった数の踏み台を準備する必要があるでしょう. あなたが小学校の学級担任だとして,上記の例のような,子どもの状況に応じて異なる指導・支援をどのように実践するか,具体的な例を示しながら論述しなさい.また,そういった指導・支援が子どもの不平等感や不満感に結びつかないようにするための,留意点と具体的な工夫についても述べなさい.(800字以内) 【中学校・高等学校】 「GIGAスクール構想とICTの活用」 GIGAスクール構想について述べなさい.また,GIGAスクール構想を踏まえて,あなたはICTの活用にどのように取り組みますか.あなたの考えを具体的に述べなさい.(800字以内) 【養護教諭】 「心身の健康に関する問題の背後と対応」 保健室では,児童・生徒の心身の健康に関する問題の背後に,虐待や貧困,両親の不和などの様々な問題があることに気づかされることがあります.養護教諭の立場として,どのような対応が望ましいと考えるか,具体的なケースを想定して述べなさい.(800字以内) 【特別支援学校教諭】 「交流及び共同学習」 インクルーシブな社会を実現するために,「交流及び共同学習」の機会を設けて,相互に理解し尊重する態度を育成することはますます重要になってきています.特別支援学校の一員として,どのような教育活動の展開が考えられるか,あなたの考えを具体的に述べなさい.(800字以内) |
面接で聞かれやすい事項
※本ページに記載の面接に関する事項は、受験生の方々からの情報に基づくもので、自治体側が公式に示しているものではありません。
面接で聞かれやすい事項
◯ 緊張しているか、会場まで迷わず来られたかなど導入の質問
◯ 志望理由(教員、横浜市、校種など)
◯ 教員を目指したきっかけ
◯ 自己PRやアピールできる点
◯ 長所・短所、短所の克服方法
◯ これまでで最も困難だった経験とその解決方法
◯ 人との関わりで心に残った経験
◯ 教員として大切だと思うこと
◯ どのようなクラス・学級を作りたいか、学級経営で気をつけること
◯ 現代の子どもの抱える課題とそれに対する対応
◯ いじめへの対応、いじめのない学級づくり、防止策
◯ 保護者との関わり方、信頼関係の築き方
◯ 地域との連携、関わり方
◯ 「チーム学校」についての考え方、自身の役割
◯ 働き方改革についての考え
◯ ICTの活用方法、なぜよい授業につながるか
◯ インクルーシブ教育について(考え方、実践方法)
◯ 教員としてどのように学び続けるか
◯ 3年後どのような教員になりたいか
◯ ボランティア等の経験について(内容、学んだこと、活かし方)
◯ 教育実習について(大変だったこと、心に残ったこと、学んだこと)
◯ 部活動について(顧問経験、指導工夫、考え方)
◯ 様々な生徒指導に関する場面指導(遅刻、忘れ物、トラブル、暴言など)
◯ 授業指導に関する場面指導(リコーダーが苦手な児童、好きな子同士でのグループ作りでのトラブルなど)
◯ 周囲の人(同僚、生徒)からどのような人/教員と思われているか
◯ ストレス解消法、精神的な厳しさへの対応
◯ 同僚や先輩との関わり、意見の対立、不祥事への対応
◯ 横浜市の教育施策や魅力、知っていること
◯ 他自治体や民間企業の受験状況、第1希望
◯ これまでの経験や経歴の詳細(面接カード記載内容の深掘り)
ポイント
横浜市の面接は、個人面接が中心で、提出した面接カードの内容を深く掘り下げる質問が非常に多いのが特徴です。志望理由、教育観、これまでの経験(困難、人との関わり、実習、ボランティアなど)について、具体的なエピソードを交えて説明できるように準備することが重要です。また、場面指導が個人面接の最後に実施されることが多く、即興での対応が求められます。様々な状況を想定し、落ち着いて、子どもの気持ちに寄り添った対応を実際に演じる練習が有効です。全体的には和やかな雰囲気で話しやすいという声が多いですが、質問は多岐にわたり、教育に関する考え方や対応力を見極められます。横浜市の教育について調べ、熱意をもって語ることも大切です。
面接情報(受験生ごと)
Aさん(クリックして開く)
Aさん
【小学校】
グループA,Bに分けられ、
模擬授業→個人面接
個人面接→模擬授業のどちらかに分かれた
模擬授業(面接官2人,持ち込み不可)
教室に案内されると机の上に紙が置いてあり、それをめくって3分〜5分程度構想する。
テーマは3つ「夏休み、日記、〇〇←あと一つ忘れました」
7分の模擬授業を行う
学年 教科 導入・展開・まとめのどこの部分かも自分で設定する
終わってから、感想を聞かれる
→自分で点数をつけるとしたら何点でしたか?
待機室に戻り、時間になると個人面接の教室に案内される。
個人面接(面接官2名,30分,場面指導含む)
01 緊張してますか?
02 模擬授業はどうでしたか?
03 今日はどうやってここまで来たの?
04 何故横浜市を受験しようと思ったのか
05 今まで何回来たことがあるか
06 横浜市に対する印象
07 横浜市の取り組み、何を知っているか
08 英語教育で大切にしたいこと
→他に何か知っているか
09 横浜での一人暮らしに不安はないか
10 他に何か就活とかはしているか
(受験生より)
とにかく横浜の取り組みを調べて、知っていることを言いました。横浜に行くのも受験で訪れたのが初めてで、それも正直に言いましたが、それよりもどれだけ横浜で働きたいという熱意があるのかを見られていた気がします。
模擬授業は、人を見られていると感じました。何故その学年で指定したのか、めあての設定の根拠などをはっきり言って、後は明るく元気にハキハキと行うことを心がけると良いかもしれません。
受験者が多い分、面接官も面接に慣れていて、この人はどんな人なのかをすごく見られていると感じました。
教師になりたいという気持ちを強く持つことが大事だと思います。頑張ってください
Bさん(クリックして開く)
Bさん
【小学校】
個人面接(面接官2名)
01 小学校教諭を希望する理由
02 教育実習で心に残ったことと、一番感動したこと
(01の質問と同じエピソードでも構わないと言われた)
03 サークルを通じて得たこと
04 質問されたい質問はなにか
05 自分と意見の違う上司とはどう関わっていくか
06 自己PRを30秒
(受験生より)
実習期間での配属された学級でのやんちゃな男の子と実習期間を通じて心を通わせることができたエピソードをしたのは印象が良かったように思う。
面接は周りの人と練習することが一番だと思うので、友達と頑張ることがいいと思います。逆に模擬授業の練習は個人でできるので日々行ってトレーニングをするといいと思います。横浜市はテーマが3つあり、そこから1つ選ぶ形です。はっきり言って山を張るなんてできないので、日常の中で目に入ったものから派生するトレーニングをしておくのをお勧めします。例えばエコバックだったら4年自然環境、5年家庭科の裁縫、6年国語ディベートに関連させる、など。
Cさん(クリックして開く)
Cさん
【中学校】
個人面接
01 志望動機
02 なぜ中学校の教員志望なのか
03 中学校の先生は世間からどう思われてるか
04 中学の先生に求められていることは何か
05 新学習指導要領でなにが大切か
06 授業で必要なことは何か
07 ボランティアで、どんなことを学んだか
08 ボランティアについて詳しく
→その学校の先生方はどんな印象だったか
09 これまでに困難を感じた経験は
→教員になってその体験をどう生かすか
10 理想のクラスは?
→そのためにクラスでどのようなことをしたいか
11 中学生とどうコミュニケーションをとっていくか
12 先生同士で意見が食い違った際にはどうするか
13 自分は支えるタイプか、リーダーとして引っ張っていくタイプか
場面指導
14 クラスが騒がしい。その時生徒の一人がクラスに「うるさい」と言った。その後の指導をどうするか。
模擬授業 (構想5分, 実演7分)
3つのテーマから選ぶ形式
最後に「今の授業で大切にしたことはなんですか?」と聞かれた
(受験生より)
・私は新卒なので、面接では「勉強する」「努力できる」というところをアピールしました。またこれまでに困難を感じたことのエピソードなどが強くアピールできたと思います。
Dさん(クリックして開く)
Dさん
【中学校】
個人面接
最後の質問が場面指導、構想と実践合わせて2分で行う
場面指導
「給食で1人だけ机を離してる子がいるとして、その対処をしてください」
生徒役はエアー
模擬授業
3つのテーマから選ぶ形式。黒板使用。
生徒役はエアー。試験監督2名も簡単な相槌等をする空気のような生徒役はやります。
(受験番号により、個人面接と模擬授業は逆になる)
(受験生より) 面接官は1人優しくて1人圧迫してくるのが通例と聞いていたが、実際に1人はひたらすら険しい顔で、何かを無言で消しゴムで消し続けるジェスチャーを取ってました。
過去問(協同出版)
最新の面接講座(きょうさい対策ブログ制作)