教職教養 ランダム演習29

第29目のランダム演習です。一覧ページはこちら

教職教養の各分野から、難問や奇問を排除した標準的な問題を10問扱います。力試しにどうぞ。解答はボタンをクリックすると見ることができます。

第1問 教育基本法第9条
法律に定める学校の教員は、自己の(    )を深く自覚し、絶えず研究と修養に励み、その(    )に努めなければならない。

【選択肢】資質の向上に必要な事項、崇高な使命、職務の専念、職責の遂行

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(順に)崇高な使命、職責の遂行

頻出条文。研究と修養を縮めて研修とされる。研修条文で「職責の遂行」は特徴的な表現。

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第2問 地方公務員法第35条
職員は、法律又は条例に特別の定がある場合を除く外、その勤務時間及び(      )のすべてをその職責遂行のために用い、当該(      )がなすべき責を有する職務にのみ従事しなければならない。
【選択肢】職務上の能力、職務上の注意力、教育委員会、地方公共団体

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(順に)職務上の注意力、地方公共団体

服務は職務上の義務が3つと身分上の義務が5つ。今回の問題は職務上の義務の1つである職務に専念する義務。

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第3問 地方行政の組織及び運営に関する法律第1条3の第1項
(       )は、教育基本法第一七条第一項に規定する基本的な方針を参酌し、その地域の実情に応じ、当該地方公共団体の教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の(   )を定めるものとする。

【選択肢】地方公共団体の長、教育委員会、大綱、教育振興基本計画

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(順に)地方公共団体の長、大綱

新しい教育委員会制度で実施されることになったものとしては総合教育会議の実施、この大綱の制定などがあげられる。首長(知事や市長のこと)が教育行政により関わることができるようにとの目的もある。

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第4問 小学校学習指導要領前文より
教育課程を通して、これからの時代に求められる教育を実現していくためには、よりよい学校教育を通してよりよい社会を創るという理念を学校と社会とが共有し、それぞれの学校において、必要な学習内容をどのように学び、どのような(    )を身に付けられるようにするかを教育課程において明確にしながら、社会との連携および協働によりその実現を図っていくという(      )の実現が重要となる。
【選択肢】学力、資質・能力、社会に開かれた教育課程、学校独自の教育課程

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(順に)資質・能力、社会に開かれた教育課程

学習指導要領の前文は方向性など、いろいろとまとめになるようなことが書いてあるのでチェックしておくとよい。

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第5問 いじめ防止対策推進法第2条
この法律において「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と(     )にある他の児童等が行う(      )影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。
【選択肢】特別な人間関係、一定の人的関係、
心理的又は物理的な、生命及び精神に

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(順に)一定の人的関係、心理的又は物理的な

頻出の条文。

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第6問 (     )は、子どもの自発的な活動を中軸に学習を組織する方法である。キルパトリッックによって、実験主義的経験教育の方法原理にまで高められた。我が国へは大正後期に導入され、当時の自由主義を基調とする新教育運動に影響を与えた。

【選択肢】プロジェクトメソッド、ドルトンプラン、ウィネトカプラン

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プロジェクトメソッド

デューイの問題解決学習をより精密化させたものといわれる。ドルトンプランはパーカースト提唱、ウィネトカプランはウォッシュバーン提唱。

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第7問 (     )は、著書「学校と社会」の中で、「子どもが太陽となり、その周囲を教育の諸々のいとなみが回転する。子どもが中心であり、この中心のまわりに諸々のいとなみが組織される」と述べた。
【選択肢】ペスタロッチ、デューイ、エレンケイ

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デューイ

デューイの著書はたくさんあるが、『学校と社会』『民主主義と教育』は必ず覚えておきたい。ペスタロッチもたくさん著書があるが『隠者の夕暮れ』『シュタンツ便り』『リーンハルトとゲルトルート』『白鳥の歌』あたりはおさえたい。エレンケイは20世紀の教育思想家、児童中心主義をすすめた。『児童の世紀』で有名。

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第8問 五段階教授法は、ヘルバルトの展開した理論を根拠として、(     )とラインが構築した指導法。機械的暗記中心の方法に対して心理的に立脚した方法で、実際の授業に一定の規範を与えた。
【選択肢】ツィラー、モンテッソーリ、コメニウス

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ツィラー

教授法を提示したことで有名なヘルバルト派としては、ツィラーやラインがあげられる。モンテッソーリはイタリアの医師で、ローマに子どもの家を設立するなど貧困層への教育に力を注いだ。また、さまざまな感覚教具も作成した。コメニウスは近代教育学のはじまりとされる人物で、一斉教授法や学年などの概念を示した。著書に世界初のイラスト入り教科書である『世界図会』や、教授法についての思想が述べられた『大教授学』などがある。

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第9問 (       )では、「要素の総和から構成される全体としての心的現象」という要素主義の考え方を否定し、意識を全体的なものとして捉えた。1912年にウェルトハイマーが仮現運動の実験を行い、この考えを科学的に証明した。
【選択肢】行動主義心理学、ゲシュタルト心理学、精神分析学

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ゲシュタルト心理学

それまでの要素を寄せ集めれば全体がわかるという構成主義に反対する形で、全体性を重視した学派としてゲシュタルト心理学が生まれた。行動主義心理学はワトソン、精神分析学はフロイトをそれぞれ提唱者としていえるようにしておきたい。

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第10問 教師による児童・生徒の学習意欲の向上に対する期待が、その児童・生徒の学習意欲を高めることがあるなど、教師の期待が児童・生徒の振る舞いを期待通りに導く効果を(      )という。

【選択肢】ハロー効果、ピグマリオン効果、中心化傾向

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ピグマリオン効果

教師期待効果とも。この生徒はできる、と期待を持って教師が生徒に接すると、それが間接的あるいは直接的に作用して実際に生徒の力が向上する、といった現象。ハロー効果(一つの側面が直接は関係ない他の側面への評価に影響する)と混ぜて出題されやすい。

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