教職教養 ランダム演習24

第24回目のランダム演習です。一覧ページはこちら

教職教養の各分野から、難問や奇問を排除した標準的な問題を10問扱います。力試しにどうぞ。解答はボタンをクリックすると見ることができます。

第1問 

次の語句及び著書と最も関係の深い人物を選択肢から選べ。

(ア)発見学習・『教育の過程』

(イ)進歩主義教育・『民主主義と教育』

(ウ)世界最初の幼稚園を設立・『人間の教育』

【選択肢】デューイ ブルーナー フレーベル

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(ア)ブルーナー (イ)デューイ (ウ)フレーベル  

どれも頻出事項。(イ)デューイの思想はプラグマティズム(実用主義)とも言われる。

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第2問 心理学に関する次の各文に関係の深い人物を選択肢から選べ。
(1) リーダーシップの基本的な機能として、P(performance) 機能とM(maintenance)機能の2つがあるとし、この2つを十分に兼ね備えたリーダーの下で、集団は生産性やモラールの点で優れた結果を示すことが知られている。
(2) 心の働きを「意識」「前意識」「無意識」の局所論の観点に分けて理解する。その中で、「無意識」は水面下奥深く全く見えない世界であるが、常に日常生活に大きな影響を与えている。
(3) 自我の発達について8つの段階を設定し、それぞれの段階において獲得しなくてはならない課題(発達課題)があるとする。その中の青年期における課題としては、アイデンティティの確立があげられる。

【選択肢】三隅二不二(みすみじふじ)、エリクソン、フロイト

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(1)三隅二不二 (2)フロイト (3)エリクソン 

三隅二不二(じふじ)のPM理論はリーダーシップの類型を述べた理論として有名。フロイトの精神分析学は、「無意識」によって精神病理を説明しようとする理論。エリクソンは8段階からなる心理社会的発達理論を提唱しており、その中でも青年期の発達課題「同一性 対 同一性拡散」で「アイデンティティ」の確立が重要だと述べている。

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第3問 

子ども一人ひとりの能力、要求に応じて学習課題と場所を選び、自主的に学習を進めることのできる「ドルトン・プラン」を提唱した教育家は(      )

【選択肢】
モンテッソーリ パーカースト マカレンコ

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パーカースト

モンテッソーリはローマに「子どもの家」を開設したり、感覚教具を開発したりした幼児教育の世界で有名な人物。マカレンコはソ連の教育家。

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第4問 

相手の好ましい特徴に引きずられて他の面までよく評価してしまうことを
(      )という。

【選択肢】ハロー効果 ピグマリオン効果 

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ハロー効果

ハローとは聖像などの後ろからあふれる光のこと。ハロー効果とは容姿に好感を持つことで性格も高く評価する、というように1つの側面が直接は関係のない他の側面に影響してしまうこと。光背効果とも。

ピグマリオン効果とは教師がよい(悪い)期待を持って生徒と接することでそれが直接的あるいは間接的に作用し、実際によい(悪い)結果に繋がる効果を指す。教師期待効果とも。

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第5問 

次の説明として最も適切なものを選択肢から選べ。
(1) 実験でイヌに餌を与える前に光や音の刺激を与えることを繰り返すと、イヌは餌がなくてもその光や音だけで唾液を出すようになることを発見した。
(2) ネズミを使った迷路学習の実験を行い、ネズミは餌がなくても行動によって認知地図を形成するようになることを発見した。

(3) 問題箱に入れられたネコがひもを引くと、扉が開き、箱の外にある餌を食べることができるようにしたところ、箱から出るまでの時間が短くなることを発見した。

【選択肢】
パブロフのレスポンデント条件づけ 
トールマンのサイン・ゲシュタルト説 
ソーンダイクの試行錯誤説

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(1)パブロフのレスポンデント条件づけ (2)トールマンのサイン・ゲシュタルト説 (3)ソーンダイクの試行錯誤説

学習理論としてよく出題されるもの。レスポンデント条件付け(古典的条件付け、S型条件付け)は受け身の刺激によって学習が進む理論。サインゲシュタルト説はトールマンによるもので、餌という刺激がない状態で迷路を走るだけでも学習の下地(認知地図)が頭に描かれているという実験が有名。ソーンダイク の試行錯誤説は自発的な行動に対して学習が進む理論である。その他教採でよく出題される学習理論についてはおまとめプリント2020の教育心理3枚目に表でまとめられているので参考に。

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第6問  教育基本法第2条
教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と(    )を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、(    )を重んずる態度を養うこと。
三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。
四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。
五 (    )を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。
【選択肢】道徳心 責任 勤労 礼儀 伝統と文化 歴史と遺産

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(順に) 道徳心、勤労、伝統と文化

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第7問 教育基本法第1条
 教育は、人格の(   )を目指し、平和で(   )国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

【選択肢】完成 陶冶 民主的な 秩序ある 

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(順に)完成、民主的な

教育基本法の最頻出条文である。1条は人格の完成とよく覚えておこう。

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第8問 学校教育法施行令
第20条 小学校、 中学校、義務教育学校、中等教育学校及び特別支援学校の校長は、当該学校に在学する学齢児童又は学齢生徒が、休業日を除き引き続き(  )日間出席せず、その他その出席状況が良好でない場合において、その出席させないことについて保護者に正当な事由がないと認められるときは、速やかに、その旨を当該学齢児童又は学齢生徒の住所の存する(     )に通知しなければならない。
【選択肢】
7 14 都道府県の教育委員会 市町村の教育委員会

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(順に)7、市町村の教育委員会

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第9問 いじめ防止対策推進法第2条
この法律において、「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は(   )な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の(   )を感じているものをいう。

【選択肢】直接的 身体的 物理的 苦痛 疲労

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(順に)物理的、苦痛

いじめの定義に相当する文章である。「人的関係」「心理的又は物理的な」「心身の苦痛」などの表現に慣れておきたい。

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第10問 

スクールソーシャルワーカーは(    )の専門的な知識、技術を活用し、問題を抱えた児童生徒を取り巻く環境に働きかけ、家庭、学校、地域の関係機関をつなぎ、児童生徒の悩みや抱えている問題の解決に向けて支援する専門家です。

【選択肢】心理学 精神医学 社会福祉

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社会福祉

ソーシャルスクールワーカー(SSW)は社会福祉の専門家。スクールカウンセラー(SC)は臨床心理の専門家である。

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