神奈川県 教員採用試験 2019 一般教養・教職教養 解答

2019年7月14日(日)に神奈川県で実施された教員採用試験の「一般教養・教職教養」の解答予想です。

解答予想一覧

1②   2④   3②   4①   5③   6②  7④   8④   9④ 10⑤

11② 12③ 13③ 14② 15③ 16① 17② 18⑤ 19④ 20①

21⑤ 22② 23③ 24③ 25① 26④ 27⑤ 28④ 29② 30③

31④ 32① 33⑤ 34④  35② 36① 37③ 38④ 39① 40②

41② 42④ 43③ 44③  45② 46③ 47④ 48③ 49① 50④

(各種掲示板等に貼っていただいて構いません。おかしい点があればTwitter等で教えてください。7/14 21:45)

(19の解答を訂正 7/14 22:15)

 

 

以下、31以降の教職教養に関する解説です。

31④ 易

幼稚園教育要領からの出題で、幼稚園教育において育みたい資質能力を説明文から答えさせるもの。幼稚園教育要領からは2018年から2年連続での出題となっているので今後定着する可能性あり。昨年は知っていないと正答が難しい捨て問だったが、今年は(資料を読んだことがなくても)ちゃんと問題文を読みさえすれば日本語の感じから正答を導ける。

 

32① 易

学習指導要領の前文より。「資質・能力」と「社会に開かれた教育課程」のキーワードだけで正答できる。しっかり対策した受験生ほど(簡単すぎて)拍子抜けしたかもしれない。

 

33⑤ 普通

中学校学習指導要領の総則より。これも読んだことがなくても日本語の感じで絞れる問題。アの選択肢で「家庭の教育力を適切に把握し」「地域の実態を適切に把握し」のいずれかを選ぶところ、さすがに「家庭の教育力を適切に把握し」はおかしいとわかる。またエで「教育課程の実施に必要な経済的な体制を確保する」「教育課程の実施に必要な人的又は物的体制を確保する」のいずれかを選ぶところも、学校現場の話をしていて「経済的な体制」は変と気付けるはず。

 

34④ 易

小学校学習指導要領より、不登校に関する問題で不適切な選択肢を選ぶもの。④は不登校は問題行動と判断すべきという記述でどうみても不適切と分かる。

 

35② 易

性同一性障害関係に関する現場対応として適切なものを選ぶ。これも資料を読んだことがなくても①、③、④はどれも児童生徒に厳しくあたっている対応なので常識的におかしいと分かる。

 

36① やや難

小学校学習指導要領の各教科 外国語 の目標について。②〜④は中学校の目標だが中学校のものが混ざっていると知らないと正答を導くのは難しいだろう。

 

37③ 易

西洋教育史。「学校と社会」からデューイを選ぶ頻出問題。学校と社会-デューイの組合せは2016,2017,2018,2019年と4年連続で出題となる。何度でも出してくるということは正解率がそんなに高くないということか?

 

38④ 易

教育心理。どれもこの数年以内の過去問の焼き直し。ヴィゴツキーの発達の最近接領域は2013年にも出題あり。エリクソンのライフサイクル8段階の社会的危機は2017年、2014年、2010年にも出題あり。コールバーグの3水準6段階の道徳性発達理論は2017年、2014年、2013年にも出題あり。

 

39① 普通

頻出のピアジェの認知の発達理論(ピアジェは3年連続の登場!)。感覚運動期-前操作期-具体的操作期-形式的操作期の内容およびピアジェの道徳の発達理論「他律的道徳」から「自律的道徳」が知っていれば消去法で正答できる。道徳性については「他律的道徳」から「自律的道徳」へが正しい表現だが、これを逆にしたダミー文が出題されている。また、「シェマ」「延滞模倣」などピアジェ関連の理論は少し細かめに対策しておいた方が良さそう。

40② やや難

スキナーのプログラム学習の説明。過去問でも何度か登場しているが(2016,2013年)、今年は「分化強化」「CAI」など難度を上げて出題している印象。消去法でなんとか正答できるかも、といった感じ。プログラム学習の型として、スキナーが「直線型」、クラウダーが「枝分かれ型」を提唱しているのは知っておきたい(2012年の過去問で出題歴あり)。

 

41② 普通

有意味受容学習の意味を問うもの。2015年には受容学習という表現で出題されている。知っている知識に結びつけるものなので、②の英単語や歴史の年代を暗記する機械的な学習は間違いと分かる。

 

42④ 易

ソシオメトリック・テストの説明として適切でないものを選ぶ問題。ダミーの選択肢としてゲス・フー・テストの説明が混ざっている。2014年とほぼ同じ出題。

 

43③ 易

ピグマリオン効果などについての頻出問題。2017年、2012年でも同様の出題あり。ピグマリオン効果とハロー効果さえ分かっていれば正答できる。ピグマリオン効果の逆「教師が期待せずに接すると児童生徒の成績が下がる」のをゴーレム効果ということも知っておきたい。

 

44③ 易

スクールソーシャルワーカー(SSW)の問題。社会福祉の専門家、ということを知っておけば③④に絞れ、あとは日本語の感じから正答を選べる。

 

 45② 易

教育基本法の条文として適切でないものを選ぶ問題。②政治的活動をすることができる。がダメ。ちょっと簡単すぎ?2016年にも同様の出題あり。

 

46③ 易

教育基本法第6条、9条。9条の頻出表現「研究と修養」から2択に。あとは日本語の感じから正答を選べるだろう。なお「資質・能力」とセットで使うようになったのはここ数年のことなので教育基本法(平成18年施行)ではその表現がでないことも知っておくと役立つ。

 

47④ 易

学校教育法、学校教育法施行規則。法律の主語関係に関するものでこれも頻出事項ばかり。懲戒関係は学校教育法第11条で2011年に出題あり。選択肢イは市町村の就学援助に関するもので目新しい。選択肢ウの「校長は、校務をつかさどり、所属職員を監督する」は全国の自治体で頻出だが、神奈川県では2009年以来の出題となった。

 

48③ 普通

免許状に関する問題。特別免許状などの細かい内容が出題されるのは神奈川としては珍しい(ちょっと東京都よりな出題になっている印象)。

 

49① 普通

学校保健安全法関係。どれも頻出条文。「毎学年定期」「保健指導」、感染症の出席停止は校長が行えるなど。

 

50④ やや難

児童福祉法からの出題だがやや細かい。特に②は「児童の福祉」を「児童の安全」に取り替える設問でダミーであることに気づくのが難しいかも。児童福祉法における児童の定義は「18歳未満」であることは知っておきたい。

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