【易しめ解説56】8つの服務はすぐ思い出せるように。分限処分・懲戒処分はそれぞれ4種類
今回は服務と処分について扱います。 仕事をする上で守らなければならない義務や制限のことを服務といいます。学校の教員に課せられるものは、職務上の義務が3つ、身分上の義務が5つです。 まず職務上の義務から。 公務員に任用され…
今回は服務と処分について扱います。 仕事をする上で守らなければならない義務や制限のことを服務といいます。学校の教員に課せられるものは、職務上の義務が3つ、身分上の義務が5つです。 まず職務上の義務から。 公務員に任用され…
虐待を受けている子ども、犯罪行為などの不良行為を行なっている子どもを要保護児童と言います。なお、児童福祉法内でいう「児童」とは18歳未満の子どもであることに注意しましょう。 要保護児童がいる場合の対応は次の通りです。 &…
今回は生徒への懲戒に関する内容です。 殴る蹴る、あるいは肉体的苦痛を与えるなど体罰はいかなる場合もダメです。「部活動で信頼関係がある場合は体罰が許容されることがある」とか「文部科学大臣の定めた場合に限り、体罰を加えること…
学校保健安全法という法律の中で、学校は「学校保健計画」および「学校安全計画」を定めることになっています。 まず「学校保健計画」については次の通りです。 健康診断については後でもう一度扱います。 つづいて「学…
今回は学校の臨時休業に関して2パターンと授業終始の時刻に関して、決定するのが誰であるのかをまとめます。 非常変災については現場の状況がわかる人間が判断するのが合理的なので、決定するのは校長となります。 続い…
学校が作成しなければならない書類を表簿といいます。表簿に関して、教採でよく問われるのは出席簿、指導要録、健康診断表の3つです。それぞれの作成の責任者、保存期間、進学・転学時の対応を確実に覚えましょう。 出席簿は校長作成、…
ここでは、教育の目的・目標についてまとめます。 まずは全体像の把握を 目的・目標は校種ごとにあり、また教育基本法・学校教育法と両方に絡むものもあるため、細かい文言のチェックの前に、どの法律にどの校種の目的・目標が書かれて…
義務教育を行うために、公の機関によって学校が設置されてなければいけません。その設置義務について、次のように小中学校と特別支援学校で主体が異なっていることを押さえましょう。 上の条文は中学校にも適用されること…
学校教育法に記載のある学校を1条学校、あるいは正規の学校といいます。全部で9校です。 覚え方としては、まず一直線に幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学と並べる(これで5校)。そして結合形として、小学校+中学校=義務教育…
政治と宗教に関しては特定のものを勧めたり反対したりは原則NG,一般の教養としてはOKという扱いになっています。 教養としての教育はよいのですがそれが現実の政治への支持や反対へ結び付くとダメです。2016年よ…
ここでは、家庭教育と社会教育についての2条文を扱います。 「第一義的責任」という表現は1989年国連総会で採択された「子どもの権利条約」(日本は1994年批准)にも登場しています。おそらくそちらの表現を借りてきているので…
今回は教育基本法の中でも目的・目標などの理念系の条文を4つ扱います。穴埋めになることが多いでしょう。 重要そうなワードがたくさんあります。 教育の目的は一言で言えば「人格の完成」のためなのです…